鉄腸野郎Z-SQUAD!!!!!

映画痴れ者/ライター済東鉄腸のブログ。日本では全く観ることができない未公開映画について書いてます。お仕事の依頼は 0910gregarious@gmail.com へ

ジョー・スワンバーグ&"Kissing on the Mouth"/私たちの若さはどこへ行くのだろう

さてジョー・スワンバーである。1981年8月31日デトロイト生まれ、学生時代はバスケットボール選手になりたかったそうだが、高校では新入生の選抜チームに入ることも出来ず意気消沈、そんな時に映画と出会ったのだ。特に印象的だったのはコーエン兄弟赤ちゃん泥棒で、こんな奇妙で楽しい映画は観たことないと思った瞬間、映画監督になりたいという思いが生まれたそう。そこから父が所有していたカムコーダーを使い弟や友人たちと共に映画を製作、夏休みにはシカゴの大学で映画のワークショップに参加、映画で生きていく思いが日に日に強まり、彼は南イリノイ大学で映画製作について本格的に学ぶこととなる。そしてここで後に妻となるクリス・ウィリアムスや長編デビュー作に出演するKate WinterichKevin Pittmanと出会うこととなる

卒業後はシカゴ国際映画祭のスタッフを務めたり、Webデザイナーとして生計を立てながら資金をコツコツと貯蓄、そして友人と共に"自分たちの今を映画にしよう!"という意気で1本の映画を完成させる。だがその記念すべきスワンバーグの初長編"Kissing on the Mouth"が新たな時代の幕開けを用意するとは彼自身想像していなかったに違いない。

"Kissing on the Mouth"つまりは"唇にキスをする"という意味だが、物語は正にそんなシーンから幕を開ける。ベッドの上、若い男女が繰り広げる濃厚なキス、唇が唇を吸うネバネバした音が執拗に響き渡り、服を軽く脱いだかと思うと、すぐにセックスが始まり、激しい息遣いが狭い部屋に擦れあう。冒頭から身も蓋もない明け透けっぷりが炸裂するが、この明け透けさこそが本作の要でもある。

エレン(Kate Winterich)は大学を卒業したばかりなのだが、定職にもつかず何となくフラッフラする日々を送っている。その生活ぶりは本当に適当な感じで、ルームメイトのパトリック(スワンバーグ兼任)と朝食を一緒に作ったりしたかと思えば、友人のローラ(クリス・スワンバー、当時はウィリアムス名義)の家へ遊びに行き、バイブとか愛についての下らない駄弁りをグダグダ続けたりする。そして時々彼女は元彼のクリス(Kevin Pittman)と会ってセックスをする、でもそれだけだ、セックスが終われば自分の家に帰る、クリスがどんなことを思っているかも知らずに。

今作では全編においてこんな何かハツラツさの欠片もない怠惰な日常が描かれる。部屋は狭苦しくて色々物も散らばって汚いし、でも金も無いからもっと広い部屋を借りるとかそんなんも出来ないし、ていうかそういうの面倒臭いからもうずっとこのまんまで良いよ、まあ……ってそんな雰囲気を出てくるキャラクター皆が振り撒いていて、見ているとコイツら大丈夫かよって思いばかりが先に立つ。

そして撮影が何か酷いというか、印象的というか。クロースアップが嫌というほど連続していて、誰かの顔面が画面をドデカく占領していたかと思うと、次は別の誰かの顔面がドアップで映る。部屋の何かを捉えるにしろ、一歩引くとかそういう訳ではなく、嫌がらせのように何処かにズームして眼精疲労が捗る。しかも焦点が合わないのはザラで手振れが酷くない時が一瞬たりとも存在しない。その下手さも当然で撮影はメインキャスト4人が兼任している、つまり自分がカメラに映らない時は撮影を担当している訳だ。だがこの下手さはある意味で閉塞感として機能していたりもする。半径何mの世界でフラフラし続け、知ってる奴らとだけ馴れ合いの日々、この自閉の感覚が不安定なズームアップの数々に根付いている。

そしてこの撮影は先述の明け透けさもまた際立たせる。今作には性描写が嫌がらせさながら頻出するのだが、例えば女性陣が下の毛を処理するシーンが2回も出てくる。ある時はカミソリで形を整えている姿をドアップで捉えたかと思えば、便器に座って処理しているシーンとなると便器底に溜まる泡にハサミで切った陰毛がポロポロ落ちていくって描写すらある。スワンバーグ自身に至ってはシャワー浴びながらオナニーするシーンを自分で撮影しており、ご丁寧に射精する瞬間までキッチリ撮している。何だよ、ギャスパー・ノエ「LOVE【3D】」じゃないんだから、そんなんもう良いよって感じだ。

だがこの乱発される性描写で印象的なのはゴム関連のシーンだったりする。冒頭のセックスでゴム装着済みのペニスを一瞬撮したり、使用済みのゴムをゴミ箱に捨てたりするシーンをスワンバーグ監督はキチンと描写している。彼女らは「LOVE【3D】」の登場人物のように刹那的では居られない、そうやって全てかなぐり捨てる勢いで人生を謳歌できたらいいが、そうも言っていられない。性描写の多さは必然的に裸の多さにも繋がる訳だが、誰も彼もその肉体は脂肪に満ちて生々しい。ここにおいて性の明け透けさは奔放だとかそういった物を意味しない。エレンやパトリックたちがいかに自分の体について考え、付き合っていこうとするかを描くためのやり方なのである。

そして明け透けさという名の真摯さは、エレンたちの生きる現在に対するスワンバーグの眼差しにも現れる。スワンバーグ演じるエリオットは自分と同じく大学を卒業したばかりの若者たちにインタビューを行っている。エリオットは彼らに例えば"自分は何歳ごろに結婚すると思っていますか"などと幾つかの質問をしていく。自分は多分お祖父ちゃんくらいになってから……結婚したいとは思ってるけどそういうのは……まだ分からない、でも確か結婚というのを意識したのはドギーハウザーってドラマを観た時だった……中でも印象に残る質問は"あなたは両親のような人間になりたいですか?"という物だ。最初は皆がそれはもちろんという肯定の言葉を口にするのだが、言葉を積み重ねていくうちにそれらは曖昧なものになっていく。両親のようになりたいという思いの中にある、今まで意識することのなかった違和感に気づいてしまったかのように。

スワンバーグ監督は今作によって、24歳である自分が今正にその真っ只中にいる若さというものへの洞察を深めていく。自分たちにはまだ確固たるものが何もない、だから両親にしろ友人にしろ何かに支えられないと生きていけない、しかしそんな自分が嫌でその嫌悪感は自分を支える者たちにも向いていく、そんな自分がまた嫌で一人で生きていきたいと願いながらその勇気もなく、虚無感と自己嫌悪は募り、日々は無意味に過ぎていく。

スワンバーグはこの監督デビュー作についてこんなことを語っている "この映画を作ること、そして観客へ作品を届ける努力をすること、それは私たちにとって恐怖を乗り越えるための絶え間ないプロセスでした。ガードを緩めて服を脱ぎ去り、若者たち、つまり私たちの世代が繰り広げる苦闘――両親たちとは違う道をゆく、互いの中に愛を見出す――を出来る限り正確に描いていこうとしていました。私たち自身の現実的なイメージを表現することは重要なことでした、今までの描かれ方にはもう飽き飽きしていますから。敢えて何らかの間違えが起こるようシーンを撮影していったのは、不測の事態が起こってこそ映画は興味深くも信頼できる作品になると分かっていたからです(中略)信頼によってこそ全ては成し遂げられるのです"

そして"別れ"を語るインタビュー音声が流れ行く中で、エレンもまた1つの別れと対峙することとなる。"Kissing on the Mouth"はそんな若さという名の痛みが宿す真実に辿り着いた類い希な作品だ。スワンバーグのこの"私"への真摯な洞察がマンブルコアへの道を開いたのだ。

参考文献
http://www.kissingonthemouth.com/("Kissing on the Mouth"公式サイト)
http://www.efilmcritic.com/feature.php?feature=1348("Kissing on the Mouth"インタビューその1、映画祭出れたことの興奮中心)
http://chicagoist.com/2005/12/19/kissing_on_the_mouth_we_only_talked_with_joe_swanberg.php("Kissing on the Mouth"インタビューその2、セックス描写中心)
https://www.youtube.com/watch?v=TYSso06z268(2012年時のジョー&クリス・インタビュー)

結局マンブルコアって何だったんだ?
その1 アーロン・カッツ&"Dance Party, USA"/レイプカルチャー、USA
その2 ライ・ルッソ=ヤング&"You Wont Miss Me"/23歳の記憶は万華鏡のように
その3 アーロン・カッツ&"Quiet City"/つかの間、オレンジ色のときめきを
その4 ジョー・スワンバーグ&"Silver Bullets"/マンブルコアの重鎮、その全貌を追う!
その5 ケイト・リン・シャイル&"Empire Builder"/米インディー界、後ろ向きの女王

私の好きな監督・俳優シリーズ
その51 Shih-Ching Tsou&"Take Out"/故郷より遠く離れて自転車を漕ぎ
その52 Constanza Fernández &"Mapa para Conversar"/チリ、船の上には3人の女
その53 Hugo Vieira da Silva &"Body Rice"/ポルトガル、灰の紫、精神の荒野
その54 Lukas Valenta Rinner &"Parabellum"/世界は終わるのか、終わらないのか
その55 Gust Van den Berghe &"Lucifer"/世界は丸い、ルシファーのアゴは長い
その56 Helena Třeštíková &"René"/俺は普通の人生なんか送れないって今更気付いたんだ
その57 マイケル・スピッチャ&"Yardbird"/オーストラリア、黄土と血潮と鉄の塊
その58 Annemarie Jacir &"Lamma shoftak"/パレスチナ、ぼくたちの故郷に帰りたい
その59 アンヌ・エモン&「ある夜のセックスのこと」/私の言葉を聞いてくれる人がいる
その60 Julia Solomonoff &"El último verano de la Boyita"/わたしのからだ、あなたのからだ
その61 ヴァレリー・マサディアン&"Nana"/このおうちにはナナとおもちゃとウサギだけ
その62 Carolina Rivas &"El color de los olivos"/壁が投げかけるのは色濃き影
その63 ホベルト・ベリネール&「ニーゼ」/声なき叫びを聞くために
その64 アティナ・レイチェル・ツァンガリ&"Attenberg"/あなたの死を通じて、わたしの生を知る
その65 ヴェイコ・オウンプー&「ルクリ」/神よ、いつになれば全ては終るのですか?
その66 Valerie Gudenus&"I am Jesus"/「私がイエス「いや、私こそがイエ「イエスはこの私だ」」」
その67 Matias Meyer &"Los últimos cristeros"/メキシコ、キリストは我らと共に在り
その68 Boris Despodov& "Corridor #8"/見えない道路に沿って、バルカン半島を行く
その69 Urszula Antoniak& "Code Blue"/オランダ、カーテン越しの密やかな欲動
その70 Rebecca Cremona& "Simshar"/マルタ、海は蒼くも容赦なく
その71 ペリン・エスメル&"Gözetleme Kulesi"/トルコの山々に深き孤独が2つ
その72 Afia Nathaniel &"Dukhtar"/パキスタン、娘という名の呪いと希望
その73 Margot Benacerraf &"Araya"/ベネズエラ、忘れ去られる筈だった塩の都
その74 Maxime Giroux &"Felix & Meira"/ユダヤ教という息苦しさの中で
その75 Marianne Pistone& "Mouton"/だけど、みんな生きていかなくちゃいけない
その76 フェリペ・ゲレロ& "Corta"/コロンビア、サトウキビ畑を見据えながら
その77 Kenyeres Bálint&"Before Dawn"/ハンガリー、長回しから見る暴力・飛翔・移民
その78 ミン・バハドゥル・バム&「黒い雌鶏」/ネパール、ぼくたちの名前は希望って意味なんだ
その79 Jonas Carpignano&"Meditrranea"/この世界で移民として生きるということ
その80 Laura Amelia Guzmán&"Dólares de arena"/ドミニカ、あなたは私の輝きだったから
その81 彭三源&"失孤"/見捨てられたなんて、言わないでくれ
その82 アナ・ミュイラート&"Que Horas Ela Volta?"/ブラジル、母と娘と大きなプールと
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