鉄腸野郎Z-SQUAD!!!!!

映画痴れ者/ライター済東鉄腸のブログ。日本では全く観ることができない未公開映画について書いてます。お仕事の依頼は 0910gregarious@gmail.com へ

イリンカ・カルガレアヌ&「チャック・ノリスVS共産主義」/チャック・ノリスはルーマニアを救う!

子供の頃、親に連れられてビデオ屋に行った時のことだ。その頃はまだDVDよりもビデオ主流で、棚には所狭しとあの大きなビデオケースが並んでいた。私は親とはぐれてあるブースへ迷いこんでしまったのだが、ふと興味を持ってあるビデオケースを手にとってしまった。そこには色褪せながらも確かに肉が爛れた人間の顔面が載っていたのだ!多分それは「食人族」「人喰族」のビデオジャケットだったと思うのだが、どちらにせよあの顔面は私にとって一時期トラウマになった。とはいえ今となっては懐かしさと共にこのことを思い出せる。こんな風に私と同じくビデオについての思い出を持っている人は少なくないのではないか、そういう方が見れば涙腺緩むこと間違いなしな作品こそがNetflix配信のドキュメンタリーチャック・ノリスVS共産主義だ、邦題からして超最高!

イリンカ・カルガレアヌ Ilinca Călugăreanuは1981年ルーマニア・クルジュ=ナポカに生まれた。バベシュ・ボーヤイ大学で社会学と人類学を学んだ後、英国へと留学、マンチェスター映像人類学グラナダ・センター(Granada Centre for Visual Anthropology)で映画製作について学ぶ。2011年頃からはロンドンを拠点に編集技師として映画界で活動を始め、2011年にはAndrew Nibloによる群像劇"Making Ugly"、2014年には過去から逃れようとする女性の心理劇を描いた"Olive Green"などを手掛ける。

映画作家としては共産主義チャウシェスク以後のルーマニアをテーマとしていて、2006年には"The Writing on the Wall"や2008年には"Endgames"などの短編を手掛けていた。そして2014年に短編"VHS vs. Communism"を製作後、今作を元にした彼女にとって初の長編ドキュメンタリーチャック・ノリスVS共産主義を監督する。

まずこの映画の背景を少し。舞台は80年代ルーマニア、20年近くもの間支配を続けてきたニコラエ・チャウシェスク独裁政権は末期的な状況にあった。国民の間には貧困が蔓延し政権への信頼などとうに失われながら、チャウシェスク共産主義固執し続けて国はドン底にまで落ちていく。更に彼は西側諸国による干渉を恐れ徹底した情報統制を敷き、ルーマニアは実質的な鎖国状態に突入してしまう。秘密警察セクリタテアの締め付けもあり密告や尋問の頻度も増加、人々は誰が自分を裏切るのかと疑心暗鬼に陥り相互監視国家が築かれていく。そんな状況で人々にとって希望となったのがビデオテープだったのだ。

5時から映画の上映会がやるらしい、陰鬱な町を静かに駆け抜けるのはそんな噂話だ。今日はアクション映画がやるらしいぞと子供から子供へ、息子から父親へと伝えられ彼らはなけなしの金を持って上映場所に足を運ぶ。狭い部屋には既に何人もの住民たちが集まっている、老若男女あらゆる世代の人々が腰を据えて静かに待ち続け、その時はやってくる。テレビ画面に浮かび上がる制作会社ORION Picturesのロゴマーク、そして現れるのはいつでも無敵なみんなのヒーロー、アクションスターのチャック・ノリスだ!

ヨルゴス・ランティモス監督の籠の中の乙女や同じくNetflixで配信中のドキュメンタリー「ウルフパック」は、映画が閉じ込められ抑圧された人々の世界を押し広げる姿を描いていたが、このチャック・ノリスVS共産主義も正に同じテーマを扱っている。しかし先述の2作と違うのは、本作は家族どころかルーマニアという1つの国に閉じ込められた人々を解放していくというスケールのデカさにある。

マンションの一室で密やかに行われる上映会においてはラスト・タンゴ・イン・パリドクトル・ジバゴなどの文芸作品からランボーターミネーターなどのアクション映画まで様々な作品が上映される。ある者は映画に現れる美しい街並みや色とりどりのファッションに魅了され外の世界に憧れを抱く。ある者は凄まじいアクションを見せつける俳優たちに熱狂しいつかにために自分の体を鍛え続ける。中でもある青年が語る"俺はヴァン・ダムの映画が好きで「ブラッド・スポーツ」はマジで最高だ!"という言葉に、正に「ブラッド・スポーツ」でのヴァン・ダムの回し蹴りが重なるシーンといったら言葉に出来ない感動がある。

監督自身もまたこの上映会に参加する者の一人だった。"私は80年代に育ったので、映画との出会いはイリーナの声を通じてです。私はドキュメンタリーに出てくる人々と同じ世代で、イリーナは私たちにとって"ビデオ・ナニー"でした。3年前にロンドンの映画祭でイリーナと出会い、この物語を語ろうと決めました(中略)彼女の声は私を思い出へと誘ってくれました、「ロッキー」を初めて観た時のこと……「クリッター」に恐怖したこと……友人に彼女がいかなる人物か話している内、この物語がどんなに素晴らしいもので皆と共有するために映画を作るべきだと分かったんです"

そして題名にチャック・ノリスを冠した理由についてはこう語っている。"人々に話を聞いた時いつだってチャック・ノリスの名前が挙がるんです。それほどルーマニアにおいては人気で、デモに遭遇すると今でも人々は"チャック・ノリスならどうした?"という旗を持っているくらいです" *1

こういった証言と平行して、今作はこの密やかな革命の中心にいた人物にも迫ることとなる。彼らが見ている映画は必ずある女性によって吹き替えられていた。彼女の名前はイリーナ・リステル、翻訳者としてルーマニア政府の指定する映像作品の吹き替えを担当していたが、役人による露骨な検閲に不信感を抱いていた。そんなある日彼女はザムフィール氏という人物に才能を見初められ、彼が所有する邸宅の地下室で密輸入されたビデオテープの吹き替えを行うようになり、そのテープはルーマニア中に広がっていき……

この再現パートにおいては"チャウシャスクの次に有名な声の持ち主"であるイリーナの知られざる真実が明らかにされていくが、謎の存在ザムフィール氏の暗躍や秘密警察セクリタテアの不気味な動きなど映画顔負けの展開を見せていく。そしてドキュメンタリーにおいて再現パートとは得てして映像がチープになりがちだが、監督はそこにも全く抜かりはない。共産主義の閉塞感を象徴するマンション群を映すショットから、どこの部屋にも濃厚にかかる影の不穏さ、そして秘密警察によるイリーナたちへの監視・追跡を思わす長回しの数々は観る者を極上のスリルで魅了し、ルーマニアという国で起こっていた驚くべき出来事を教えてくれる。

劇中においてある男性が当時のことをこう振り返る。"映画を観てから外に出ると、壁だとか道に落ちてる物だとかが全く違う物に見える、世界それ自体が姿を変えていたんだ"と。チャック・ノリスVS共産主義は高らかな映画への讃歌だ、眼鏡の青年が「テキサスSWAT」について語る時のあの笑顔こそ、それを証明している。

そして1つ後日談を。ドキュメンタリーで思い出を語る人々の中に、髭がモシャモシャ生えたアドリアンという男性がいたのを憶えているだろうか。実は彼、Adrian Sitaruという人物でクリスティアン・ムンジウクリスティ・プイウらと共にルーマニアン・ニューウェーブを担う重要な映画作家なのである。そう、彼もまた物語を語る存在となったのだ。


監督(右)とプロデューサー(左)、そして真中が現在のイリーナ・リステル氏。

参考文献
https://iffr.com/en/persons/ilinca-calugareanu(監督プロフィール)
http://blogs.indiewire.com/womenandhollywood/sundance-women-directors-meet-ilinca-calugareanu-chuck-norris-vs-communism-20150121(監督インタビューその1)
http://vulturehound.co.uk/2015/10/video-killed-the-red-star-ilinca-calugareanu-the-vulture-hound-interview/(監督インタビューその2)

ルーマニア映画界を旅する
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その5 Andrei Ujică&"Autobiografia lui Nicolae Ceausescu"/チャウシェスクとは一体何者だったのか?

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