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映画痴れ者/ライター済東鉄腸のブログ。日本では全く観ることができない未公開映画について書いてます。お仕事の依頼は 0910gregarious@gmail.com へ

Kazik Radwanski&"How Heavy This Hammer"/カナダ映画界の毛穴に迫れ!

さて、カナダ映画界である。取り敢えずテン年代において目覚ましい活躍をするカナダ人映画作家を挙げてみよう。真っ先に名前を挙げるべきなのは恐るべき才能グザヴィエ・ドランを措いて他には居ないだろう。その次には「メッセージ」アカデミー賞候補に食い込むまでになった才能ドゥニ・ヴィルヌーヴ、更にテイク・ディス・ワルツ「物語る私たち」で観客を全力でブン殴ってきたサラ・ポーリー、そして3人に比べると知名度は落ちるかもしれないが私的には最も好きな「わたしに会うまでの1600キロ」の監督ジャン=マルク・ヴァレの名前も挙げるべきだろう。

個人的にはこの4人がテン年代カナダ映画監督四天王だと思っているのだが、この中でサラ・ポーリーを除いた3人はフランス語圏のケベック出身であるという共通点がある。カナダ映画界は最近色々と騒がれたクロード・ジュトラを頂点に、実際は国土の大部分を占める英語圏よりもフランス語圏が優位に立っていた状況が続き(だからこそデヴィッド・クローネンバーグアトム・エゴヤンガイ・マディンという変態的な異端作家たちはこぞって英語圏出身なのかもしれない)、今に至っている。実際このブログで紹介してきたカナダ人作家は皆フランス語圏出身だった訳だが、最近その状況が少しずつ変わってきている。ということで今回はその潮流の先にいる若手注目作家Kazik Radwanskiと彼の第2長編“How Heavy This Hammer”を紹介していこう。

カジク・ラドワンスキー Kazik Radwanskiは1985年トロントに生まれた。ライアソン大学で映画製作について学び、2008年には盟友のダニエル・モンゴメリー Daniel Montgomeryと共に自身の製作会社MDFFを設立する。映画監督としては在学中から短編を精力的に製作しており、アルツハイマー病に罹った女性の姿を描く"Princess Margaret Blvd."(2008)はエディンバラやスラムダンス映画祭で作品賞を、2人の少年が本に唾を吐くうち予想もしない事態に襲われる短編"Green Crayons"(2010)はメルボルン映画祭で最優秀短編賞を獲得するなど世界中で話題になる。

2012年には待望のデビュー長編"Tower"を監督する。実家の地下室に住んでいる34歳の独身男デレクの姿を追った一作はロカルノ映画祭でプレミア上映後、トロントやウィーン、メルボルンなど世界中で話題となる。そして2015年には第2長編である"How Heavy This Hammer"を完成させる。

私たちはまずあるオッサンの顔面を眺めることになる。顔面全体からはうだつのあがらなさが滲み出ており、茶色い眉毛に先端の丸まった鼻、もう少しでアゴと首の境目すら埋没してしまいそうなほどの肥満ぶりは正に典型的なまでに典型的な不摂生中年オッサンという風体である。そんな彼のかける眼鏡には、パソコンの液晶が映っているのだが、そこでは小さなキャラクターたちが城塞をブチ破り、モンスターたちと血みどろの戦いを繰り広げている……

彼こそが今作の主人公である中年男性アーウィン(Erwin Van Cotthem)だ。妻ケイト(Kate Ashley)や息子セスとアンドリュー(Seth Kirsh&Andrew Latter)との4人家族で慎ましい生活を送っているのだが、彼はいい夫/父親とはお世辞にも言い難い男だ。彼は昼も夜もオンラインゲームにかまけ、時間を無駄に浪費しまくっていたのだ。そうしてゲームに没頭している最中にも、家族の心が自分から離れていっているのにアーウィンは気づけないでいる。

物語はそんな哀れなオッサンであるアーウィンの日常を観客に追体験させようとする。子供たちに起こされてやっと瞼をこじあげる朝、彼らを見送った後には在宅勤務の特権とばかりにオンラインゲームに没頭する。夕方には学校から帰ってきた息子たちと共に映画館へ赴くが、ゲーム疲れの彼は座席で大イビキをかき息子たちは呆れ顔。夜だって皆が寝静まったのを見計らい、ベッドから抜け出して何をするかと思えばオンラインゲームである。そして寝不足になったまま子供たちに叩き起こされ、彼らが居なくなったらゲームゲームゲーム……

まあとんでもないオッサンな訳だが、監督と撮影監督Nikolay Michaylovアーウィンに文字通り密着していく。手振れカメラは常に彼の顔面に肉薄し、オンラインゲームをしたりアホな寝顔を晒したりするアーウィンの顔面を嫌がらせのように画面の中心に据え続ける。その近さたるや弛みきった脂肪に綺麗とは死んでも言えない毛穴が否応なく観客の網膜に雪崩れ込んでくるほどだ。件のグザヴィエ・ドラン監督作たかが世界の終わりもクロースアップを多用して俳優の表情・感情を丁寧に掬い取っていたが、こっちにはギャスパー・ウリエルレア・セドゥーもいない。電車に乗ったら隣でうつらうつらして肩に寄っ掛かってくる類いのオッサンの顔を72分延々と見せつけられる。この息苦しさには何とも形容しがたい圧力は宿っている。

こうしてまず生活の表層を丁寧すぎるほど描き出しながら、監督はアーウィンの精神へと潜行していく。彼の生活ぶりからは完全に自分のことしか考えていない自己本位性が伺える訳だが、それと同時に“今の状況には満足していないけど、もういいよ”とそんな疲労に満ちた諦念すらも感じられる。しかし息子の楽しみにはロクに付き合わず、妻の言う事に対してもほとんど上の空な態度から言えば、その妥協は独りよがりも甚だしく何とも絶妙にダメダメな感じだ。

更に物語が展開していくにつれ、アーウィンのタチの悪い性質が露になっていく。彼は完全なインドア派と思いきや、休日にはラグビーを楽しみ、その体格を生かしてなかなかの活躍を見せている。そして時々、息子たちを連れ出してラグビーの練習をする訳である。普段は父親らしいことをしない癖に、この時だけは良い顔を見せようとスパルタ特訓を繰り広げるのだが、彼らが泣いても容赦がなく、お前らも男らしくあれ!と規範を押しつけようとする様は酷くグロテスクだ。

こういった態度は全く当然の帰結を迎える。つまり妻からもう家に帰ってくるなと最後通帳を叩きつけられたのだ。(アーウィンからすれば)晴天の霹靂のような出来事に彼は驚きながら、最初は降ってわいた完璧な自由とばかりにこの状況を楽しもうとする。女性をナンパしてセックスに持ち込もうとしたり、新しく犬を飼って女性をナンパしようとしたり、パブでビールをらっぱ飲みしながらオンラインゲームを楽しんだりとその姿はなかなか楽しげだ。だがそれだけで終る訳がなく、アーウィンは段々とどん詰まりに陥り始めるのだが、監督はその道行きにある風景を浮かび上がらせる。つまり彼は今まで男性として既得権益におんぶにだっこの生活を享受していた訳だが、その特権的な立場から彼はズルズルと引き摺り下ろされていく。その惨めな風景が今作には広がっているのだ。

とは言え、いくらアーウィンだってこのままでは行けないとばかりに惨めな状況から這い上がろうとする。普通なら良い所を見せて家族の信頼を再び勝ち取り大団円と行くかもしれないが、そうは問屋が卸さない。いわゆる“劇場版ジャイアン効果”というものがある。いつものび太を虐めるジャイアンが、劇場版では格好良い姿を見せて、いつもより数倍も良い奴に見えるという奴である。だが現実問題、今まで酷いことを続けてきた奴がすぐに信頼を勝ち取れるなんて甘い話は存在しないのだ。“How Heavy This Hammer”という作品はその道筋を嫌というほどの毛穴への接近を以て描き出す。マイナスがそう簡単にプラスに変われる筈がないのだ。

さてここからは少しカナダ映画界についての話に入ろう。劇中、アーウィンにひっつく超ウザったいホームセンターの店員が登場するのだが、彼を演じるマット・ジョンソン Matt Johnsonは実は気鋭の映画監督として名高い人物だ。いたずら映像作りに精を出す虐められっこ2人、彼らが辿る悲壮な道筋を描いたデビュー長編“The Dirties”が評判を呼んだ後、2016年には第2長編“Operation Avalanche”を製作、今作はアポロ計画の裏側にはある陰謀があった……という手垢のついた設定の物語をPOVという形式で語り直し高い評価を獲得した一作だった(実は私は後者を観たのだが……まあ、普通って感じだ)。そして重要なのは彼がRadwanskiと同じく英語圏出身の監督であることだ。

もしサラ・ポーリーテン年代英語圏カナダ映画界の門戸を開いた人物ならば、このRadwanskiとJohnsonは更に2つのデカい風穴を開いた重要な若手作家だと言えるだろう。彼らの功績が特大の花を咲かせたのが2016年という年だった。詳しくはこのカナダ人映画評論家アダム・クック Adam Cookによる総括記事を読んで欲しいが、この年はカナダ・インディー映画界の若き才能が実りを見せた年であり、例えばアシュリー・マッケンジー Ashley Mackenzie“Werewolf”ケヴァン・ファンク Kevan Funk“Hello Destroyer”など特に英語圏から特大の作品群が現れたと話題になったのである。更に記事においては国外においてもカナダの血を引く作家たちの活躍が目覚ましいと記されていて、このブログでも既に紹介したリナ・ロドリゲス Lina Rodriguez(紹介記事)やニコラス・ペレダ Nicolas Pereda(紹介記事)の名前が挙がっている。フランス語圏の作家ばかりが話題になる昨今のカナダ映画界だったが、少しずつ多様性をその身に負った若手作家たちが世界へと羽ばたいていっている訳である。

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