結局マンブルコアって何だったんだ?
ケンタッカー・オードリー&"Team Picture"/口ごもる若き世代の逃避と不安 ケンタッカー・オードリー&"Open Five"/メンフィス、アイ・ラブ・ユー ケンタッカー・オードリーの略歴、および長編"Team Picture" "Open Five"についてはこの記事参照さて前回の続…
ケンタッカー・オードリー&"Team Picture"/口ごもる若き世代の逃避と不安 ケンタッカー・オードリーの略歴、およびデビュー長編"Team Picture"についてはこの記事参照2010年はケンタッカー・オードリーにとって転機となる年になった。彼自身元々は監督志望…
さてさて、最近はこのブログにマンブルコア作家・作品についてばかり書いているのだが、皆さん付いてきているだろうか。過去の記事を読んでいただいている方は分かるかもしれないが、マンブルコアはその規模が余りに小さすぎて記事に何回も同じ俳優の名前を…
アンドリュー・ブジャルスキー&"Funny Ha Ha"/マンブルコアって、まあ……何かこんなん、うん、だよね アンドリュー・ブジャルスキー&"Mutual Appreciation"/そしてマンブルコアが幕を開ける ブジャルスキー監督の略歴、およびデビュー長編・第2長編について…
ジョー・スワンバーグはマンブルコアというムーブメントに意識的であり、自らその旗手をかってでて作品を量産すると共に、映画祭などを回って自身の考えに共鳴してくれる新たな仲間を取り込み、アメリカ中にマンブルコア・コネクションとも言うべき広大な繋…
アンドリュー・ブジャルスキー&"Funny Ha Ha"/マンブルコアって、まあ……何かこんなん、うん、だよね ブジャルスキー監督の略歴、およびデビュー長編"Funny Ha Ha"についてはこの記事を参照2002年アンドリュー・ブジャルスキーは初長編"Funny Ha Ha"を作りだ…
さて、アンドリュー・ブジャルスキーである。マンブルコアを語っていくに辺り、このムーブメントの創始者であるブジャルスキーは避けて通れない存在だ。しかし日本ではかろうじて彼の最新長編「結果」AKA "Results"(邦題が酷すぎる)のみがネットフリックスで…
ジョー・スワンバーグ&"Kissing on the Mouth"/私たちの若さはどこへ行くのだろう ジョー・スワンバーグ&"Nights and Weekends"/さよなら、さよならグレタ・ガーウィグ ジョー・スワンバーグ&"Alexander the Last"/誰かと生きるのは辛いけど、でも…… ジョ…
ジョー・スワンバーグ&"Kissing on the Mouth"/私たちの若さはどこへ行くのだろう ジョー・スワンバーグ&"Nights and Weekends"/さよなら、さよならグレタ・ガーウィグ ジョー・スワンバーグ&"Alexander the Last"/誰かと生きるのは辛いけど、でも…… ジョ…
ジョー・スワンバーグ&"Kissing on the Mouth"/私たちの若さはどこへ行くのだろう ジョー・スワンバーグ&"Nights and Weekends"/さよなら、さよならグレタ・ガーウィグ ジョー・スワンバーグ&"Silver Bullets"/マンブルコアの重鎮、その全貌を追う! ジョ…
ジョー・スワンバーグ&"Kissing on the Mouth"/私たちの若さはどこへ行くのだろう ジョー・スワンバーグ&"Silver Bullets"/マンブルコアの重鎮、その全貌を追う! ジョー・スワンバーグ&"Marriage Material"/誰かと共に生きていくことのままならさ ジョー…
唐突だが、私は今後結婚する気は全くないし、ましてや子供を作る気などサラサラない。結婚の場合は私に誰かパートナーが出来たとして、法的な意味で恩恵を受けるべきと判断したならばそうするのも吝かではないが、精神的な繋がりのためにすることはおそらく…
さてジョー・スワンバーグである。1981年8月31日デトロイト生まれ、学生時代はバスケットボール選手になりたかったそうだが、高校では新入生の選抜チームに入ることも出来ず意気消沈、そんな時に映画と出会ったのだ。特に印象的だったのはコーエン兄弟の「赤…
あなたがもし俳優として活躍し、様々な映画に出演を果たした末にその中でも自分が主演した渾身の一作、それを観た人物にこんな質問をされたならどう答えるだろう――あなたは"プロ"の俳優なんですか? ある意味で最大級の侮辱にも取れる質問だが、ある女優はこ…
さて、マンブルコアを語る上で最も重要な存在とは誰かと言えばジョー・スワンバーグと言わざるを得ない。今の所、マンブルコア記事の全てに何かしらの形で彼の名前を記しているが、彼はそれほどマンブルコアというムーブメントにその根を下ろしている訳だ。…
アーロン・カッツ&"Dance Party, USA"/レイプカルチャー、USA アーロン・カッツの略歴、およびデビュー作"Dance Party, USA"についてはこちらの記事を参照。 今までの人生を変えてしまう1日の出会い、そんなトキメキを映画は様々な形で提供してきた。リチャ…
マンブルコアは作り手・演じ手の人生と親密に関わりあっている性質上、俳優が主人公になる映画が結構多い。デュプラス兄弟の"Baghead"は売れない俳優4人が自分たちの手で傑作ホラーを物にしようとして巻き起こる騒動を描いた作品であり、ジョー・スワンバー…
さて、このブログでは"ポスト・マンブルコア世代の作家たち"というタイトルでテン年代に頭角を表し始めた米インディー作家を多く紹介してきた。というのも「ハンナだけど、生きていく」が公開されマンブルコア受容がとうとう日本で始まった故に、マンブルコ…