鉄腸野郎Z-SQUAD!!!!!

映画痴れ者/ライター済藤鉄腸のブログ。日本では全く観ることができない未公開映画について書いてます。お仕事の依頼は 0910gregarious@gmail.com へ

Ivana Mladenović&"Ivana cea groaznică"/サイテー女イヴァナがゆく!

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ルーマニアが現在映画界の頂点にあるのは世界的に常識である。そんな場所に映画を学びに若い才能が来ないはずがないだろう。特に東欧、隣国のモルドバハンガリーなどから移住してくる若者が多い。今回はそんな才能の中でもトップを行くだろうルーマニアの移民作家であるIvana Mladenovićと、彼女の最新作"Ivana cea groaznică"を紹介していこう。

この映画の主人公イヴァナ(監督が兼任)はルーマニアで女優として活動していたが、鳴かず飛ばずの日々を送っている。そんな苦境で心がボロボロの中、彼女は故郷であるセルビアの港町クラドヴォに里帰りをすることになるのだが……

イヴァナは神経衰弱ぎりぎりの状態だ。不安が不安を呼び常にイライラ、更に自分の身体が病魔に侵されてるのではないか?という疑念が頭につきまとい、そのせいで家族にまで当たり散らす。そんな状況で医者に"結婚して子供作りなさい"と言われまたブチ切れる。彼女の安息の日は全く以て遠そうだ。

今作はそんなどうしようもないイヴァナの姿を、陽気なコメディタッチで追い続ける。正直に言えば彼女は完全にダメ人間である。短気でイライラするほど神経質、いつでも無駄に強気ながらも妙に繊細なところもあって、家族ですら手に負えない。彼女は淀んだ瞳を他人に向けながら、クラドヴォを彷徨い続ける。

この作品の演出自体はリアリズムを指向していると言ってもいいだろう。手振れカメラで淡々とイヴァナの姿を映し続ける。カメラは彼女の一挙手一投げ足をストイックに追っていくのだ。そこに満ちる空気感を生々しく焼きつける演出法には、現代ルーマニア映画の文法を清く正しく継承している所が見て取れる。

そして物語にもルーマニアは深く関わってくる。現在、クラドヴォは観光客誘致にご執心であり、特に隣国のルーマニアに注目している。その一環でセルビアルーマニアの友好関係を祝う祭りが計画されており、そこでこの2つの国を行き来するイヴァナが重要な役職に抜擢される訳である。こうして彼女は2つの国の間で生きる自分を見つめ直すことになる。

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さて、ここから少し監督について紹介していこう。監督は1984セルビア生まれ、最初はベオグラードで法律について学んでいたが映画について学ぶためにルーマニアへと移住してきた。ブカレスト国立演劇映画大学で映画製作について学び、2012年には初の長編ドキュメンタリー"Lumea în patratele"を完成させた。刑務所から出てきたばかりの3人の若者を描き出した作品で、トライベッカ映画祭やサラエボ映画祭で話題となった。

だが監督にとって重要な作品は2017年製作の劇長編"Soldații: Poveste din Ferentari"である。今作の主人公はアディという人類学者、彼はロマの伝統民謡マネレを学ぶためブカレストのスラム街フェレンタリへ赴く。そこで彼はアルベルトという男性と出会う。彼はロマ文化の担い手であり、多くの時間を共にするのだったが、2人の友情は愛情へと変わっていく。

原作はAdrian Schiopの同名小説であるが、実はこのSchiopが主演、つまり本人役を演じているのである。演じる俳優の人生がそのまま映画に投影されており、演出もリアリティ指向である。つまり今作はドキュメンタリー的な要素が濃厚な劇映画であると言えるだろう。

そして"Ivana cea groaznică"の話に戻るが、監督は今作が自伝的映画だと公言している。2017年、"Soldații"のプレミア直前、彼女は原因不明の体調不良に襲われた。それを癒すために故郷クラドヴォへ戻って休暇を過ごした。しかしこの時抱いた不安は解消されなかったという。ここで彼女はあることを思いつく。この休暇を映画として再演しようというのである。そして彼女は家族や友人を集め、今作を作ったのである。という訳で主人公は本人、家族も友人も演じるのは本人なのである。このギミックが今作に奇妙な魅力を宿していると言えるだろう。

例えばアメリカには、最近だと「フランシス・ハ」"Obvious Child"など現代女性の複雑な生きざまを軽やかに描き出す作品が多くある。だがルーマニア映画ひいては東欧映画には、この軽やかさを持った作品は少ない。そんな中で今作はこの間隙を埋めるだろう、ルーマニア/セルビアからの回答であると言えるだろう。

この離れ業を支えるのが、主演を兼任する監督の存在感だ。傍から見ればイヴァナという女性は完全なダメダメ女である。それでもこの人生の危機から脱しようと、必死に拳を握って生きている。そんな姿はとても愛おしい。彼女の身体をギュッと抱きしめたくなるほどだ。さあ、彼女がドタドタした足取りでどこへ行くのか、私たちは見守っていこう。

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最後に監督のインタビューを紹介していこう。監督の映画製作の姿勢や、セルビアルーマニアを股にかけて活動する現在についてなどなど興味深いトピックが多く上がっている。

"Ivana cea groaznică"は2年前にあなたが直面した人生における危機的状況が元になっています。どうしてこの経験を映画として再構成しなおそうと思ったんでしょう?

2017年、私の最初の長編映画"Soldații. Poveste din Ferentari"トロントサンセバスティアン映画祭でお披露目になりました。今作は人類学者である友人(Adrian Schiop)の自伝的な本が原作で、内容としてはブカレストの郊外でフィールドワークを行う男性と前科者のロマが紡ぐ、社会規範に反したゲイ・ロマンスです。Schiopは共同脚本家で、彼自身を演じてもいて、他の素人俳優たちと素晴らしいコンビネーションを見せてくれました。その時から実際の物語を素人俳優で、もっと直接的な映画のスタイルで再構成するというのに興味を持っていました。今回は、自分自身の経験をフィクション化しており、カメラの前でも後ろでも行動していました。

2年前、デビュー長編のポスプロ段階で、私の神が抜け始めてんかんにも襲われだしました。周りの人々はそんなの大袈裟だと言いましたし、医師の診断も良好で、全てが頭の中で起こっているようでした。なので休養として故郷のクラドヴォ、ドナウ川に位置する小さな観光街に戻りました。クラドヴォは"友情の橋"という名の橋でルーマニアと繋がっています。70年代に(ユーゴの元指導者ヨシプ・)ティトーと(ルーマニアの前大統領ニコラエ・)チャウシェスクが作ったんです。まだいくつかの国で稼働しているドナウ川の大きな発電所と一緒に。そのクラドヴォで、私は21歳のセルビア人青年と頻繁に会っていて、もし誰かがこの事について噂したり両親にバレたらと怖くなりました。

こうした悲喜劇にも似た、感情に作用する状況を経験するうち、これをフィクション化したい、映画用に脚本を書きたい、私自身や家族、友人たち、元恋人たちも巻きこんで作りたいという衝動に駆られたんです。

映画に出てくるあなたの家族は、あなたに対してとても敵対的ですね。今作に出てくる関係性の多くが敵対的とも言えます。この計画に参加してもらうため、本当の家族を説得するのはどれほど大変だったでしょうか。そして監督として、彼らと仕事をするのはどれほど大変だったでしょうか。

私はそういった見方をしていません。栄華に置いては多くの喧嘩が繰り広げられますが、そこには愛もあります。ある種のバルカンの家族はああやってワイルドになるんです。

もちろん当初、私の家族は映画製作に関して何も聞きたくないようでしたが、最後には私にとってこれがとても重要なことだと理解してくれたと思っています。街の住民にとっては、演技は楽しさと喜びに溢れた経験でした。あらゆる世代、例えば自分より上の世代や下の世代と繋がることもできました。喧嘩もしましたよ、映画製作というのは求められるものが多いですからね。彼らはちょっとした仕事としか思ってなかったようですが、すぐにどんなに多くの人々が映画製作にかかわるかを理解したようで、"もし知ってたら、こんなこと受けなかったよ"という風になっていました。

前作と同じように、素人の俳優と仕事をするのはとても難しかったです。ほとんどの時間、彼らは規律――スケジュールを順守すること、同じことを何度も何度も繰り返すこと――に関係するあれこれを理解していません。彼らにとってはいつでも止められる趣味みたいなものなんです。ですが私たちは何か月もかけてリハーサルをし、誰が最も優れているか互いに競争を始めた訳です。

劇中で市長がイヴァナに街の音楽フェスの顔になってくれと頼みますが、彼女にとってはクラドヴォは気楽な場所ではないように見えます。そして私たちはドナウ川のこちら側において彼女は気楽ではいられないと感じます。あなたはセルビアで生まれましたが、ルーマニアで生活し活動しています。こうして2つの世界の間で生きるという経験は、映画作家としての作品にどれほど影響を与えているでしょうか?

はい、今作は境界線上――今回はセルビアルーマニアです――に生きる人々について描いています。そして2つの国が互いに抱いている小さな編家を描いてもいます。私の故郷はルーマニア人観光客のおかげで生計が立てられていますが、関係性が微妙だった時代もありますし、ルーマニアの同じような場所がドナウ川越しのセルビア人という隣人に支えられている状況もあります。文化はそう大きく異なる訳ではありませんし、人々の多くはルーマニア語を喋れます。哀しいのは、両国に共通しますが、人々が国を離れたがっていることです。幸運なことに、私はそう遠くには行っていません。映画について勉強しRadu Jude ラドゥ・ジュデFlorin Șerban フロリン・シェルバンなど素晴らしい人々と仕事を共にした、そんなルーマニアでの15年の後、最近から私はセルビアの芸術家やプロデューサーと共同制作を始めました。ドナウ川を股にかけて両国と、映画という友情を持ててとても嬉しいです。

イヴァナのセックスライフについての噂やあっという間に街を駆け抜け、彼女の人生の選択に対して異議を叩きつけられることに家族は喜んでいるように見えます。全体として、今作はセルビアの小さな町で生きる若い女性の肖像画としてはあまり喜べるものではありません。若い女性監督として――特に、デビュー長編もそうでしたが、保守的な社会の規範対抗するというテーマの作品を作る監督としてはどうでしょうか。#Metooムーブメントはあなたが住む南東ヨーロッパの片隅において何か感知できる成果を創り出せたのでしょうか?

前作"Soldați"は幅広い客層にはあまり受けませんでした。同性愛とロマというテーマを扱っていますからね。なので性差別的・人種差別的、更には暴力的なコメントまで多くが送られてきました。今作ではその状況が少し変わって欲しいものです。

脚本に書かれた噂やゴシップは長い間をかけて多くの少女たちに浴びせられた物の集まりで、とても普通のことなんです。ですがこれは東ヨーロッパだけに広がる状況だとは思っていません。思うに、もっと世界的に広がっていることでしょう。

残念ながら、(この地域での)女性の地位は平等とは言い難いです。でもルーマニアでは何十人もの女性アーティストやグループたちが戦っています。セルビアも続いて欲しいと思っています。この主人公の性格を構築し始めた時、私たちはイヴァナが周囲の人々に対して対立も辞さないキャラととして構築しました。そして結婚するべきだと周囲に言われている34歳の女性が13歳も年下の男性と会っている状況を見せたかったんです。映画を観る中で、こういった女性キャラに対応できない人もいるでしょう。イヴァナは好きになれない、ウザったいと。それはつまり彼らは最初の障壁を越えられず、その深さを見据えることもできなかったということなんでしょう。

今作を作る過程として、まずセラピーとして始まりそして映画が生まれたと仰っていますね。つまり最終的に今作はセラピーの一形態であったということでしょうか。

思うに、家族関係の大部分が映画を製作し始めてとても良くなりました。急に家族全員が私たちの間にあった問題を忘れ、映画を作るために一致団結したんです。撮影のためにセリフを憶えさせようとした時、祖母との問題は完全に消え失せました。一緒に何かすると、他人に注意を向け始め、物事をより良いものにしようとします。私は自分の家族についてだけ行ってる訳ではありません、街全体についても言えます。時には自分の生まれた場所と和解する必要もあるんです。

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